電文
通信で送受信される、意味のあるひとまとまりのデータ。伝送制御の単位として扱われる。
イマシルちゃんの解説
「電文」ってちょっと古めかしい言葉だよね。もともとは電報の文章のことなんだ。
今の情報処理の試験では、「通信で送るひとまとまりのデータ」くらいの意味で使われてるよ。
フレームやパケットとほとんど同じ感覚で読んで大丈夫!
より深い解説
定義
電文は、送信側から受信側へ送られる、意味のあるひとまとまりのデータを指す。情報処理技術者試験では、データ伝送や誤り制御の計算問題で、特定のプロトコルに依存しない伝送単位を表す言葉としてよく使われる。
フレーム、パケットとの違い
| 用語 | 主な使われ方 |
|---|---|
| 電文 | 特定の層やプロトコルに依存しない、一般的な伝送単位 |
| フレーム | データリンク層のPDU(イーサネットフレームなど) |
| パケット | ネットワーク層のPDU(IPパケットなど) |
| ブロック | 伝送制御や誤り制御の単位としての、一定長のデータのまとまり |
試験問題で「電文」とあれば、多くの場合、フレームやパケットに置き換えて考えて差し支えない。
伝送制御手順における電文
古くからのデータ通信では、電文をどのように区切り、どう誤りを検出するかが伝送制御手順として定められてきた。
- ベーシック手順:文字単位の伝送制御手順。SOH(ヘッディング開始)、STX(テキスト開始)、ETX(テキスト終結)などの伝送制御文字で電文を区切り、BCC(ブロックチェックキャラクタ)で誤りを検出する。
- HDLC手順:ビット単位の伝送制御手順。フラグシーケンス(01111110)でフレームを区切り、FCS(CRC)で誤りを検出する。任意のビット列を透過的に送ることができ、現在のPPPなどの基礎になっている。
電文長と誤り
電文が長いほど、その中に誤りビットが含まれる確率は高くなる。電文単位で誤りが起こる割合は ブロック誤り率 として、ビット誤り率 から求められる。